Opus One Proprietary Red Wine [2016] / オーパス・ワン　[US][赤][WA98]

■　ワイン名 オーパス・ワン ■　生産年 2016 ■　原産国 アメリカ ■　地域 カリフォルニア州　ナパヴァレー ■　タイプ 赤ワイン ■　葡萄品種 カベルネ・ソーヴィニヨン77% プティ・ヴェルド8% メルロー8% カベルネ・フラン5% マルベック2% ■　度数 14.5％ ■　内容量 750ml ★

　新着商品 　 　 2016年ヴィンテージは、2012年以降続いた干ばつの影響を受けたものの、オーパス・ワンの自社畑では、幸運にも春先に降雨量に恵まれため、土壌はしっかり水分を蓄積。

3月1週目の萌芽に理想的な生育環境が整いました。

8月は果実の成熟にとって完璧な気候となり、9月初めの一時的な熱波を除いては、穏やかな気象条件が収穫時まで続き、果実は樹上でゆっくりと成熟。

9月9日に開始された収穫は天候に恵まれ、33日間もの長い時間を掛け10月12日に収穫を終了しました。

収穫したブドウは最新の光学的選果機によって粒レベルで厳選され、色素と風味成分を抽出させるため、ロット毎にマセラシオン及び発酵を行います。

この期間は通常20日間を掛け行いますが、2016年はワイナリーが太鼓判を押すほどに健全なブドウが収穫できたことで、通常より短い17日間で終了。

発酵には畑のテロワールをさらに深く表現するために、“オーパス・ワン酵母”と呼ばれる、ワイナリーが独自に自社畑から分離した5種類のユニークな天然酵母を使用。

その後慎重にブレンドし、異なるメーカーの樽を入り交ぜた、新樽率100%のフレンチオーク樽による18ヵ月間の熟成を経てリリースされました。

美しい深紅色の外観。

極めてエレガントで、フレッシュなレッドプラムのような赤系果実や、カシス、ブルーベリーの黒系果実を中心に、シナモン、丁子、甘草や黒胡椒といったスパイス香、スミレの花や新樽由来のバニラやトーストなどが心地よい印象。

口に含むとプラム、ブラックベリー、ブルーベリーを思わせる凝縮した果実の風味が躍動的に感じられ、かすかにバニラやココアのニュアンス、エキゾチックなスパイス感がアクセントとして加わります。

濃厚な味わいながらも、フレッシュな酸と美しく熟したきめ細かなタンニンが、ワインに骨格とクリーミーなテクスチャーを与え、芳醇かつ極めて上品で長い余韻へと導いてくれるのです。

ワイン・アドヴォケイト誌にて、「凝縮した黒系果実の風味、固く引き締まったタンニン、魅惑的なテクスチャー。

全ての要素が高いレベルで調和がとれている。

長期熟成のポテンシャルが非常に高い1本」と称賛され、2013、2015年に匹敵する最高評価を獲得した2016年ヴィンテージ。

すでに今でも素晴らしい味わいを堪能できますが、3〜5年後、または30年以上にわたっても美しく熟成していくことが大いに期待できる圧巻の出来栄えです。

WA Point 98 ┃公開媒体： Issue 245 End of October 2019, The Wine Advocate ┃レビュアー： Lisa Perrotti-Brown ┃飲み頃： 2021 - 2055 Deep garnet-purple colored, the 2016 Opus One offers up bold, expressive black and blue fruits: warm black plums, black cherries, blackcurrants and wild blueberries with a beautiful undercurrent of lilacs, roses, fertile loam, underbrush and Indian spices. Medium to full-bodied, the palate is a tightly coiled spring ready to explode, with fantastic tension and wonderfully ripe, very fine-grained tannins, finishing very long with a mineral lift. Score: 94 ┃Issue：Oct 31, 2019 OPUS ONE Napa Valley 2016 A focused, restrained style, with a steady beam of fresh red and black currant preserve flavors, laced with bay leaf, cedar and tobacco notes. An iron edge pierces the finish, while the fruit keeps pace. A bit more classically backward than its Oakville peers, so tuck this away in the cellar. Cabernet Sauvignon, Petit Verdot, Merlot, Cabernet Franc and Malbec. Best from 2020 through 2038. 21,900 cases made. — JM –JL